書籍

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インプロの実践や考え方を、書籍でもじっくり掘り下げています。

インプロの知恵や思想、舞台表現と技芸、場づくりや組織、三大源流、日常で取り組めるセルフワークまで。

発売中の本と、刊行準備中・制作中の本をご紹介します。

1|インプロの知恵・思想・実践を広くたどる

インプロが育んできた知恵を、舞台での実践から日常・仕事・組織・人生へ広くたどる2冊です。

『非認知能力を育む「即興(インプロ)の知恵」』(発売中)

サブタイトル:仲間と共に未来を創る、あなたらしい「冒険的生き方」

変化の多い時代を、しなやかに生きる力はどのように育まれるのでしょうか。本書は、非認知能力という視点と、ヴァイオラ・スポーリン、デル・クローズ、キース・ジョンストンにつながるインプロの思想と実践を行き来しながら、その問いを探究します。

本書では、今ここで起きていることを受け取り、遊び心と尊重をもって仲間と関わり、互いに影響し合いながら何かをつくっていく経験を描きます。

その経験を、日常、仕事、教育、組織づくりにもつながる知恵として描き、人の可能性や希望に目を向ける「星を見る視点」や、へっちゃらんどの世界観へつないでいく、へちゃっぷりん初の単著です。

推薦のことば|園田英樹氏(脚本家・劇作家)

「そのWS参加者のなかでも、彼はインプロを分析し、理解し、言語化しようとしていると感じました。

いずれプレーヤーだけでなく、指導者的なポジションに向かうであろう人材だと僕は直感していました。

その後、僕と彼とはプレーヤーとして何度も一緒にショーをやることになります。

そのたびに彼のインプロに対する造詣がどんどん大きくなっていくのを感じました。

世界には数々のインプロについての書籍が存在しています。そして今も、そういう本が書かれているに違いありません。

日本人の中で、その手のインプロについての書籍をもっとも多く読んでいるのは、このへちゃ氏だろうと思います。

その知見は、もっと多くの人に広めたほうがいいと、ことあるごとに僕は彼に言っていました。

その僕の希望を、ついに彼はかなえてくれました。

それがこの本です。

インプロについての膨大な知見から、彼が抽出したエッセンスがここにはあります。

インプロをいまやっている人にも、これからやってみようと思っている人にも、必ず有効なものになると思います。

僕は全力で、この本を推薦いたします。」

――園田英樹氏(脚本家・劇作家)

『いつもの景色に、遊び心を』(編集中)

サブタイトル:あなたの冒険のはじめ方

インプロの知恵で日常を見直す30日間のセルフワーク

インプロの知恵を手がかりに、日常の出来事や会話、選択をいつもとは違う角度から見つめながら、遊び心や好奇心を育んでいく30日間のセルフワークブックです。

日々の中にすでにあるプレイフルネスの種火を温めていきます。アドベンチャラス・インプロード™(冒険的即興道)では、フェーズ0「プレイフルネスの種火」で取り組める方法の一つとして位置づけられ、「冒険の広場」と行き来しながら取り組むこともできます。

2|インプロの知恵を、関係性と組織へ――場づくり・ファシリテーションとリーダーシップを考える

インプロの知恵を、場づくりやファシリテーション、コーチングから、組織の中でのリーダーシップへとつなげて考える3冊です。

『場がひらく、Yes And の先へ』(発売中)

サブタイトル:共創と変容を考える人のための、インプロ深層への招待

――場づくり・コーチング・ファシリテーション・組織開発に活かす

場で起きていることをどう受け取り、そこにどう関わりながら、共創や変容につなげていくのでしょうか。

場づくり、コーチング、ファシリテーション、組織開発など、人や場に関わる人に向けて、よく知られたYes Andから、その水面下に広がるインプロの知恵をたどる一冊です。

Agreement、Listen、Commitment、Focus / POC、Risk taking、Justificationなど、英語圏のインプロで育まれてきた概念を一つずつ関連づけながら、人と場を見る視点や関わり方を深めていきます。

『菩薩的伴奏者を生きる』(刊行準備中)

本書は、ワークショップ、研修、授業、対話、コミュニティなど、人が集まり、関わり合う場を預かる人のあり方と技術を掘り下げる一冊です。

これらの場では、問いかけても言葉が出なかったり、話し合いが思いがけない方向へ進んだりします。本書では、そうした場で何を見るのか、どう見立て、どのように関わるのかを、観察、暫定的な見立て、待つこと、問いかけること、焦点を確かめることなど、インプロの実践を手がかりに、場を預かる人の実践として掘り下げます。

『場がひらく、Yes And の先へ』でたどったインプロの知恵を、実際に場を預かる人のあり方と技術へつなげて考える一冊です。

『ナラティブ・コンステレーション・リーダーシップへの招待』(企画・構成中)

サブタイトル:インプロの知恵から、それぞれの輝きを育み、みんなで物語を紡ぐリーダーシップへ

本書は、管理職やマネージャー、プロジェクトリーダー、人材開発・組織開発など、組織の中で判断や意思決定を担う人に向けた一冊です。

組織では、誰かの発言で空気が変わり、決めた方針に思いがけない反応が生まれることがあります。本書では、自分の考えや方向性を示し、周囲の反応や出来事を受けて判断を見直しながら責任を引き受けるリーダーシップを、インプロの実践から掘り下げます。

『場がひらく、Yes And の先へ』でたどったインプロの知恵を組織の関係性へ展開し、複数の人がそれぞれの持ち味を活かしながら、ともに物語や次の展開をつくる「ナラティブ・コンステレーション・リーダーシップ」へつなげます。

関連小冊子|『共創と変容の場を預かるときに現れる「あるある」11タイプ』

インプロや場づくりの現場で見かける11の「あるある」を少し戯画化して取り上げ、それぞれの考え方や方法の良さと有効性を確かめながら、何が見えやすくなり、何が見えにくくなるのかをたどる小冊子です。

自分の実践を振り返り、『菩薩的伴奏者を生きる』へつながる公式LINE登録特典です。

受け取り方:公式LINEに登録し、トーク画面で「あるある」と送ってください。

3|舞台表現と技術を深める

シリーズ:『インプロのアーツ(技芸)への招待』

舞台芸術としてのインプロ、そしてその技芸(アーツ)を知りたい人のためのシリーズです。

プレガイド、概観編、技術編、小説編の4冊を通して、インプロの幅広く奥深い実践・技術・技芸の世界を紹介します。

プレガイド(制作中)

インプロに興味を持った人や、少し体験したことのある人に向けて、舞台芸術としてのインプロにどのような技術・技芸・実践の世界が広がっているのかを案内する最初の一冊です。

Yes Andや、相手を大切にすること、予定外に起きたことを活かすことなど、日本で比較的知られている考え方から出発し、実際のパフォーマンスではどのような技術が働き、それらが稽古や上演の中でどのように技芸として深まっていくのかへ視野を広げます。

舞台芸術としてのインプロの広がりに触れ、自分がこれからどのようにインプロと関わっていきたいかを見つけるためのプレガイドです。

概観編(制作中)

インプロとはどのような舞台芸術なのか、そしてなぜ演劇の外でも関心が広がっているのかを見渡す一冊です。

仕事や教育、チームや組織づくり、創造の場などでインプロが取り上げられている背景をたどりながら、その源にある舞台上の即興では何が起きているのかへ目を向けます。

そこから、インプロの実践や技術、上演、稽古の文化までを広くつなぎ、舞台芸術としてのインプロの全体像を捉えていく概観編です。

技術編(制作中)

インプロのパフォーマンスにおいて、シーンがどのように形づくられ、動き、発展していくのかを、そこに働くさまざまな技術から掘り下げる一冊です。

本書では、シーンを形づくる基本的な技術から、人物や関係、身体や空間、起きたことを活かして展開を育てる技術まで、複数の源流や実践を参照しながら幅広く扱います。さらに、関係性、ゲーム/パターン、物語など、シーンが発展していくさまざまな方向にも目を向けます。

それぞれの技術が互いに関わりながら、実際のシーンの中で技芸(アーツ)として生きて働くところまでたどります。

小説編(制作中)

インプロに取り組む人たちが稽古場で出会い、仲間とともに舞台へ向かっていく時間を描く小説です。

稽古や本番を重ねる中で、さまざまな発見や変化が生まれ、先生や仲間とのやり取りを通して、インプロの技術や考え方が少しずつ身についていきます。技芸が人の中で育っていく過程を、物語としてたどる一冊です。

4|インプロの三大源流へ――スポーリン、デル・クローズ、キース・ジョンストンの思想と実践を深くたどる

現代のインプロに大きな影響を与えてきた、ヴァイオラ・スポーリン、デル・クローズ、キース・ジョンストン。それぞれの哲学、重要概念、技術原理、実践を、原典や関連資料から読み解く3冊です。

教育、ファシリテーション、組織開発、創造性など、現代のさまざまな領域との接点も探ります。

『ヴァイオラ・スポーリンっぽインプロ』(仮・再構成・改訂中)

遊び、身体、空間、注意の向け方などを通して、ヴァイオラ・スポーリンがインプロの実践をどのように捉え、育てていったのかを読み解く一冊です。

スポーリンの哲学、重要概念、技術原理、ゲームやエクササイズを原典や関連資料からたどりながら、教育、学習設計、ファシリテーション、創造性など、現代のさまざまな実践との接点も探ります。

『デル・クローズっぽインプロ』(仮・再構成・改訂中)

正直さ、つながりやパターン、ゲーム、アンサンブル、ロングフォームなどを通して、デル・クローズとその周辺がインプロをどのように長い舞台作品へ広げていったのかを読み解く一冊です。

デルの哲学、重要概念、技術原理、実践を原典や関連資料からたどりながら、チームや集団の共創、組織開発、創造的協働など、現代のさまざまな実践との接点も探ります。

『キース・ジョンストンっぽインプロ』(仮・再構成・改訂中)

ステータス、Spontaneity(スポンタネイティ)、物語、相互作用、観客との関係などを通して、キース・ジョンストンがインプロをどのような演劇実践・教育実践として育てていったのかを読み解く一冊です。

キースの哲学、重要概念、技術原理、教育法や上演実践を原典や関連資料からたどりながら、教育、ファシリテーション、リーダーシップ、ナラティブなど、現代のさまざまな実践との接点も探ります。

※三大源流シリーズ3冊は現在、原典・関連資料の再調査を踏まえて全面的な再構成・改訂を進めています。書籍の内容や構成は、今後変更となる可能性があります。

『キース・ジョンストンの演劇性を取り戻す』(制作中)

キース・ジョンストンの功績を、日本では薄く捉えられがちな演劇性・物語性・観客との関係から読み直す一冊です。

Status、Spontaneity、Narrative、上演形式などをたどりながら、キースのインプロを、物語性のある舞台芸術として捉え直します。

このほかにも、インプロの実践や思想をめぐる書籍を企画・制作しています。