ここまで、『非認知能力を育む「即興(インプロ)の知恵」』の内容を、いくつかの入口から紹介してきました。
変化の時代に活きるインプロの知恵、関わりの中で育まれる非認知能力、日常にある即興性、へっちゃらマインド、インプロを支える遊び心・尊重・共創、そして読むだけで終わらせないための「冒険への小道」。
これらは、それぞれ別のテーマとして読むこともできます。
けれど、本書の中では、それらがばらばらに置かれているわけではありません。
インプロの知恵、非認知能力、Good Nature、Playfulness、Respect、Co-create、身体、関係性、感情、物語、挑戦、冒険的な生き方。
そうした要素がつながり合いながら、本書全体の見取り図をつくっています。
その全体像を見渡すために、本書で紹介しているのが「へっちゃらインプロ モデル図」です。
このページの目次
🧭 本書には、インプロの知恵を見渡す地図がある
インプロには、いろいろな入口があります。
ゲームから入る人もいれば、身体を動かすことから入る人もいます。会話や関係性に関心を持つ人もいれば、物語をつくることに惹かれる人もいます。
また、組織づくり、人材育成、ファシリテーション、教育の視点から、インプロに関心を持つ人もいます。
入口は違っていても、そこには共通するインプロの知恵があります。
相手から出てきたものを受け取ること、自分の反応に気づくこと、予定外の展開に関わること、一人で完結させず、人と共に新しい流れをつくっていくこと。
モデル図は、そうしたインプロの知恵を、ばらばらの技法としてではなく、つながりのある全体像として見やすくするためのものです。
🌱 気になる入口から読み始められる
本書は、最初から順番にすべてを理解しなければ読めない本ではありません。
Good Nature というまなざしが気になる人もいるかもしれません。
遊び心・尊重・共創という価値観に惹かれる人もいるかもしれません。
⛰️ 大地のインプロ、🌊 海原のインプロ、🌤️ 天空のインプロという広がりが気になる人もいるかもしれません。
Yes, And や、アドベンチャラス・インプロード™(冒険的即興道)という言葉から入っていく人もいると思います。
どこから関心を持っても、その先は他のテーマとつながっています。
身体にふれることは、感情や関係性にもつながります。関係性にふれることは、物語や共創にもつながります。遊び心や尊重は、インプロの体験全体を支えています。
モデル図があることで、自分がどこに興味を持っているのか、そこからどんなテーマへ進めそうなのかが見えやすくなります。
それは、本書を読むための地図でもあり、自分なりのインプロの入口を見つけるための手がかりでもあります。
この本で紹介していること
『非認知能力を育む「即興(インプロ)の知恵」』では、インプロを、部分的な技法としてではなく、広がりのある知恵として紹介しています。
そのために、本書には「へっちゃらインプロ モデル図」があります。
モデル図を見ることで、インプロのさまざまな要素が、別々の話ではなく、ひとつの大きなつながりの中にあることが見えてきます。
詳しい内容は、本書の中でじっくり紹介しています。
この紹介シリーズでも、次の記事から Good Nature や、遊び心と尊重、身体・関係性・感情・物語、Yes, And などのテーマにふれていきます。
まずは、「本書には、インプロの世界を見渡すための地図がある」ということを、入口として受け取っていただければと思います。
インプロの知恵を、さらに楽しむ
書籍『非認知能力を育む「即興(インプロ)の知恵」』では、この記事で紹介したテーマを、さまざまな考え方や実践とのつながりの中でさらに深く探究しています。